このようなお悩みはございませんか?

四十肩・五十肩
  • 朝起きたら突然肩が上がらなくなっていた
  • 特に何もしていないのに肩が痛い
  • 肩がまっすぐ上まで上げられない
  • 夜中に肩が痛くて目覚めてしまう
  • 服を着るときに痛肩に激痛が走る
  • 肩が上がらず、髪を洗うのが困難

四十肩・五十肩とは?

四十肩・五十肩の発生原因

四十肩・五十肩は肩が痛くなった時に必ず頭によぎる言葉だと思います。名前の通り40代・50代の方に多いのがこの四十肩・五十肩ですが、正式には「肩関節周囲炎」という名称があり、20代・30代でも、60歳を過ぎてからでも発生する可能性はあります。
発生原因は特になく、原因不明と言われていますが、加齢や姿勢不良による肩周辺の関節や筋肉のバランスが悪くなり炎症が起きてしまうとも言われています。

四十肩・五十肩の症状

四十肩・五十肩は「朝、突然痛くなった」ということや「腕を上げた瞬間痛みが走った」など、何の前触れもなく痛みが出てきてしまうのが特徴です。
痛みが発症してからは「急性期」と「慢性期」の期間を経て回復に向かいます。

急性期

四十肩・五十肩の症状

痛みが発症してから強い痛みが治まるまでの期間を指します。
急性期は炎症が強く起こっていて、腕を少し動かすだけでも指先まで痺れるような激しい痛みを感じます。
夜寝ている時も痛みで目が覚めてしまう場合もあります。
急性期の期間としては数日間~数週間になります。

慢性期

四十肩・五十肩の症状

急性期の鋭い痛みがなくなってからの期間を指します。
腕を少し動かす程度なら可能になりますが、肩の可動域(動く範囲)に制限がかかり、腕を上まで上げようとすると腕が途中で止まってしまい、鈍い痛みが出てしまいます。
四十肩・五十肩では「結髪・結帯動作の制限(髪を結ぶ動き・腰の後ろで帯を結ぶ動きの制限)」があることが特徴に挙げられます。

症状が治まるまでの期間

四十肩・五十肩の症状

四十肩・五十肩の症状が治まるまでの期間は、早くても数週間から半年、長い場合は約2年ほど続くこともあります。
時間が経つにつれて動きの制限も少しずつ改善はしますが、慢性期の過ごし方によっては、痛みがなくなってからも動きの制限がなくならない場合もあります。

四十肩・五十肩に類似する症状

「肩が上がらなくなった」「急に痛みがでた」ということで四十肩・五十肩だと決めつけてはいけません。
四十肩・五十肩だと思って来院されて違う症状だった…というケースも多くあります。
ここでは四十肩・五十肩によく似た症状をいくつか挙げていきます。

肩こり

四十肩・五十肩に類似する症状

「四十肩・五十肩だと思っていたけど実は肩こりだった。」
という方は当院にも非常に多くいらっしゃいます。
肩こりは姿勢不良などが原因になっていることが多く、肩甲骨の動きが悪くなります。
肩甲骨の動きが悪くなると腕が上まで上がらなくなってしまうことがあり、この症状が非常に四十肩・五十肩に似ているため「数年間ずっと肩が上がらない」という方は肩こりの可能性もあるでしょう。

腱板損傷

四十肩・五十肩に類似する症状

腱板というのは肩の周りにある「インナーマッスル」のことで、肩の安定性を保つ役割があります。
腱板損傷というのは野球選手などスポーツをしている方に多く見られる症状なのですが、加齢による腱板の劣化が原因で損傷することも多くあります。
年齢も40歳以降に頻発するものになるので、四十肩・五十肩と非常によく似たところもあるので注意が必要です。

石灰沈着性肩関節周囲炎

四十肩・五十肩に類似する症状

四十肩・五十肩の急性期の症状に非常によく似た症状がこの「石灰沈着性肩関節周囲炎」です。
肩の関節内にリン酸カルシウム結晶が沈着して炎症を起こしてしまいます。
レントゲンにて石灰沈着の所見を確認することができます。
四十肩・五十肩と違い、早期に診断を受け石灰を取り除くと痛みが軽快するのが特徴となります。

市川市妙典・行徳エリアのしおやき鍼灸整骨院での
四十肩・五十肩の治療方法とは?

しおやき鍼灸整骨院では四十肩・五十肩の施術を「急性期の施術」と「慢性期の施術」に分けて行い、早期回復を促すために積極的にリハビリをしていきます。

ハイボルテージ

急性期の施術

急性期では炎症をおさめ痛みを落ち着かせるために「特殊電療(ハイボルテージ)」や「超音波治療」などの電療機器での施術をします。
また、痛みの状態に配慮しながら肩周辺の筋肉の緊張を手技で取り除き、できる範囲で肩甲骨の運動やストレッチを行います。

慢性期の施術

慢性期には痛みも落ち着いているので、肩の可動域を広げるために積極的にストレッチや運動を行います
また、骨盤を中心に全身のバランスを整えることで、肩に負担のかからない状態を作ることができるので、日常生活が楽になり、さらに早期回復の期待ができます。

そのまま四十肩・五十肩を放っておくとどうなってしまうのか?

四十肩・五十肩は放っておけば治るとよく言われますが、必ず治るとは限りません。
自己判断で放置をしたり、運動をしていると症状が悪化する可能性もあります。
また、四十肩・五十肩に似ている肩の症状も多くあるので、痛みや違和感が出た段階で症状の鑑別をしっかりと行わないと、症状の回復が長引いてしまう場合もあります。
四十肩・五十肩は、できるだけ早期に症状の鑑別を行い、適切な治療とリハビリを受けることが大切になります。
肩が突然上がらなくなった方や肩に痛みが強く出てしまった方は一度しおやき鍼灸整骨院にご相談ください。