はじめに

「休んでもだるい」「朝起きてもスッキリしない」

そんな“慢性的な疲れ”を感じる方が増えています。

実はその原因、筋肉の疲れや睡眠不足ではなく、“脳の疲れ(脳疲労)”かもしれません。

本記事では、

  • 脳疲労が起こる仕組み
  • なぜ自律神経が乱れるのか
  • 疲労回復に役立つツボ(7選)
  • ツボ以外でできるセルフケア

をわかりやすく解説します。

1. 脳疲労とは何か?休んでも抜けない「隠れ疲れ」の正体

1-1. 脳疲労=情報処理のしすぎでオーバーヒート

脳疲労とは、脳が処理する情報量が多すぎて、休む暇がなくなっている状態をいいます。

スマホ・パソコン・SNSなど、常に情報に触れる現代では、

脳が「働きっぱなし」になりやすく、気づかぬうちにオーバーヒートしています。

1-2. 自律神経との関係

脳の中には、自律神経のバランスを整える「視床下部」という部分があります。

脳が疲労するとこの中枢の働きが乱れ、交感神経(活動)と副交感神経(休息)のバランスが崩れます。

その結果、

  • 睡眠の質が悪い
  • 朝起きられない
  • 手足が冷える
  • 集中できない

など、全身に影響が出てしまうのです。

1-3. 放置すると慢性化する

脳疲労を放置すると、睡眠障害や倦怠感、感情の不安定さなどを招き、いわゆる「慢性疲労」へと進行することがあります。

その前に、脳をリセットする習慣を身につけることが大切です。

2. なぜ脳疲労が起こるのか

2-1. ストレスと自律神経の乱れ

脳はストレスを感じると、「危険だ」と判断し交感神経を優位にします。

この状態が続くと、休む時間(副交感神経)が減り、脳が回復できません。

結果として、常に緊張モードが続き、寝ても疲れが抜けない状態になります。

2-2. スマホ・PCによる“情報過多”

1日中SNSやメール、動画を見ていると、脳は常に情報を処理し続けます。

いわば「脳がマルチタスク状態」になり、エネルギーを使い果たしてしまうのです。

2-3. 生活習慣の乱れも関係

以下のような習慣も、脳疲労を悪化させる原因になります。

  • 睡眠不足や夜更かし
  • 運動不足
  • 栄養バランスの乱れ
  • 強いストレスやプレッシャー

これらが重なることで、脳の回復力が落ち、疲れが抜けにくくなります。

3. 脳疲労を和らげるツボ(7選)

ここからは、脳疲労や自律神経の乱れを整える7つのツボを紹介します。

どれも日常のちょっとした時間にできる簡単なセルフケアです。

3-1. 百会(ひゃくえ)

  • 【場所】頭のてっぺん。両耳を結んだ線と鼻の延長線が交わるところ
  • 【効果】脳の血流を整え、自律神経をリセット

💡頭が重い、眠気が抜けないときにおすすめ。

3-2. 風池(ふうち)

  • 【場所】後頭部の髪の生え際、耳の後ろの骨の下のくぼみ
  • 【効果】頭痛・首こり・目の疲れを和らげる

💡脳への血流を促し、頭がスッと軽くなる感覚が得られます。

3-3. 内関(ないかん)

  • 【場所】手首の内側、手首のしわから指3本分下の中央
  • 【効果】ストレスや不安をやわらげ、自律神経を整える

💡気分が沈みやすいとき、緊張しやすい人に◎。

3-4. 神門(しんもん)

  • 【場所】手首の小指側、骨と腱の間のくぼみ
  • 【効果】不眠・動悸・心の落ち着きを取り戻す

💡「心を整えるツボ」として古くから使われています。

3-5. 太衝(たいしょう)

  • 【場所】足の甲、親指と人差し指の骨が交わる部分
  • 【効果】ストレス・怒り・イライラを鎮める

💡情緒不安定なときにおすすめ。

3-6. 天柱(てんちゅう)

  • 【場所】うなじの中央から少し外側、太い筋肉の内側のくぼみ
  • 【効果】首こり・頭の重だるさ・眼精疲労

💡「肩こり+脳疲労」タイプに特に効果的。

3-7. 合谷(ごうこく)

  • 【場所】手の甲、親指と人差し指の骨の分かれ目のやや人差し指寄り
  • 【効果】頭痛・ストレス・肩こり・全身バランス調整

💡万能ツボ。どんな疲れにも使える“リセットボタン”的存在。

4. ツボ以外でできるセルフケア

4-1. スマホオフ時間をつくる

寝る1時間前はスマホやPCをオフに。

ブルーライトや情報の刺激は脳を興奮させ、睡眠の質を低下させます。

画面を見ない“静かな時間”を意識的に取りましょう。

4-2. 深呼吸とストレッチ

深呼吸は脳への酸素供給を増やし、副交感神経を刺激します。

ゆっくり「3秒吸って6秒吐く」リズムで呼吸すると、脳が落ち着き、頭のモヤモヤもスッキリします。

軽いストレッチを加えると、さらに血流が良くなり効果的です。

4-3. ぬるめの入浴でリセット

38〜40℃程度のお湯に10〜15分浸かることで、副交感神経が優位になります。

熱すぎるお湯は逆効果なので注意。

お風呂上がりのツボ押しは、よりリラックス効果が高まります。

まとめ

  • 疲れが抜けない原因は、体ではなく“脳の疲労”によるものが多い
  • ストレス・情報過多・生活リズムの乱れが脳をオーバーヒートさせる
  • ツボ「百会・風池・内関・神門・太衝・天柱・合谷」で自律神経を整える
  • スマホ断ち・深呼吸・入浴などのセルフケアを取り入れるとさらに効果的

「頑張っても疲れが取れない…」

そんなときこそ、“脳を休める時間”を作りましょう。

ツボ押しや呼吸法は、誰でも今すぐできる“脳リセット習慣”です。

「脳を休めることは、体を元気にする一番の近道」

少しの意識で、朝の目覚めや集中力が見違えるほど変わります。

☑ ご相談はお気軽にどうぞ

当院では鍼による脳疲労への施術も行っており、お悩みに合わせた施術をご提案しています。

気になる方は、ぜひ一度お問い合わせください。